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私たちトヨタL＆F神奈川は、社員一人ひとりが心身ともに健康で、活力に満ち溢れ、それぞれの個性や持てる能力を十分に発揮できることがトヨタL＆F神奈川の生産性や創造力を高め、お客様に最適なサービスを提供し続けていく上での重要な経営課題であると考えます。
すなわち、私たちの心身の健康が保たれることにより、日々の生活の充実感や仕事の達成感を心から感じることができ、それが自らの満足、お客様の満足、そして私たちトヨタL＆F神奈川の未来へと繋がっていくのです。
このプランの連鎖を常に生み出していくために、社員とその家族の心と身体の健康保持･増進につながる環境づくりを進めてまいります。
トヨタL＆F神奈川株式会社
代表取締役社長 坂田 吉正
2022年度、私たちは経済産業省より「健康経営優良法人2023（大規模法人部門）」として認定されました。
『健康経営優良法人認定制度』とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、
特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。認定の基準は【健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」すること】で、
従業員や求職者、関係企業、金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを、
目標としています。トヨタL＆F神奈川株式会社は健康指針を貫き、今後も生活習慣病重症化予防対策、
感染症予防対策、メンタルヘルス対策、受動喫煙防止などに重点を置き健康経営に取り組みます。
代表取締役社長が推進リーダーとなり事務局、健康保険組合、労働組合、産業医と連携して健康経営を促進します。
◆感染症対策
目的：従業員とその家族、関係者を感染症から守る
施策：従業員とその家族、関係者のウイルス感染症等の予防対策の強化
検証：インフルエンザ予防接種費用補助
：感染症予防対策用品の常備、全従業員に備品（消毒液・マスク等）の無料配布
：全拠点に抗原検査キット・パルスオキシメータの常設
：予防対策の情報発信、発生時対応システムの更なる構築
：働き方改革導入
◆生活習慣病予防・健康推進対策
目的：自己の健康意識の向上と、運動習慣の定着
施策：健康アンケートにて、定期健康診断・人間ドック後の要再検査実施率を上げ、重症化を防ぐ
：生活習慣病予防・健康増進対策として、ウォーキングイベント開催
検証：再検査健康アンケート回収率100％、健康診断要再検査実施率80％
：感染症対策を重視して、個人参加型ウォーキングイベントを冬季休暇とＧＷに実施し
80名以上が参加。
参加者全員に万歩計を配布 推奨コースの紹介
前回のソフトボール大会 前回のウォーキング大会
◆女性特有の疾患予防
目的：女性の健康支援
施策：女性のための「がんセミナー」を実施
検証：女性従業員全員が参加。ヘルスリテラシーが向上したと、高評価を受けた
◆労働災害防止
目的：従業員の身体を守る、安全作業
施策：安全衛生委員会で協議し、2014年開始。作業前にＫＹチェックシートによりリスクを特定する
検証：安全作業、作業手順書通りの作業徹底で、労働災害を減らす
◆ワークエンゲージメント
目的：従業員のワークエンゲージメントを高め組織の力に昇華させる
施策：労働環境改善（空調服配付、車載冷蔵庫配付、防寒着・安全靴リニューアル）
検証：従業員や組織の活性度等の評価指標として、新職業性ストレス簡易調査票（短縮80項目）
ユトレヒト・ワークエンゲージメントの尺度の活力と熱意をその1つとしています。
| 目標 | 2023年 | 2022年 | 調査方法 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 活気 | 3.0点 | 2.2点 | 2.1点 | ストレスチェック | 回答率100％ |
| 熱意 | 3.0点 | 2.7点 | 2.6点 | ストレスチェック | 回答率100％ |
| アブセンティーズム | 0人０日 | 1名103日 | 2名506日 | 出勤簿 | 実数確認 |
| プレゼンティーイズム | 15.0％ | 19.4％ | - | ストレスチェック | 回答率100％ |
◆その他
2023年度、健康診断・ストレスチェック受診率１００%達成。
目的：従業員が心身共に健康で、業務を行う
施策：全従業員の心身の健康増進を目的として、職場の活性化、生産性向上を計る
検証：年1回実施のストレスチェック実施率100％達成
：メンタルヘルスマネジメントⅡ種資格取得支援（管理者・取得希望従業員）
：24時間365日、家族も健康電話相談が可能な外部機関（ティーペック）契約
：アブセンティーズム・プレゼンティーズムの従業員のサポート体制の強化
目的：自らが希望するバランス（仕事・家庭生活・地域生活）で無理のない生活をする
施策：従業員が生活と仕事を両立し、生き生きとした活気のある職場環境の実現を目指す
検証：人事考課システム・出退勤管理システムの正しい運用
：従業員が年５日間、自ら設定した計画有給を、全従業員が100％取得した
：スローガン健康寿命をのばそう！厚生労働省『スマート・ライフ・プロジェクト』に参画
：「勤務間インターバル」「時間単位の有給休暇取得」「副業」各種制度を制定
・出退勤システム及び、人事考課システムが適切に運用され、従業員満足度が向上した
・グループポータルのマイヘルスウェブにて、豊富な健康情報を発信、健康意識が向上した
・ウォーキングイベントで歩数計を配付し運動習慣の意識が向上した
経営理念「すべての人々が明るく笑顔になるロジスティクスを創造する」の具現化へ
全従業員が定年まで健康で元気に働くことを目指し、下記事項を重点取組とします。
取組１：喫煙率
目標：3年後、喫煙率を25%
| 2024年 | 2025年 | 2026年 | 2027年 | |
|---|---|---|---|---|
| 喫煙率目標 | 42％ | 36％ | 30％ | 25％ |
施策：禁煙外来の費用を一部会社が負担
：健康保険組合主催の禁煙教室へ喫煙者の参加
：屋内を全面禁煙として屋外に喫煙場所を設け、時間・人数を制限した。
取組２：脂質異常率
目標：3年後、有所見率36%
| 2024年 | 2025年 | 2026年 | 2027年 | |
|---|---|---|---|---|
| 有所見率目標 | 46％ | 42％ | 39％ | 36％ |
施策：食生活改善、運動の動画視聴
：ウォーキングイベント開催
